医師のアルバイト先を熊本県内で見つける方法

熊本県内の医療事情

熊本県は九州の西側に位置して、東は九州の屋根である阿蘇山の地域から、西は有明海上の天草諸島まで、北は旧三池炭田の街荒尾から球磨地区の中心地人吉市に至る広大な面積を持つ県です。

平成22年末の人口10万人対医師数は、熊本県全体では257.5人と全国平均を上回っていて数字上は医療サービスが行き届いているようにも見えますが、実際には県内での圏域別の医師数格差が大きくあります。県庁所在地である熊本市は10万人対医師数が378.5人と突出して多く、工業地帯である芦北圏域も262.9人と熊本県全体を上回っていますが、それ以外の圏域はいずれも全国平均219.0人を下回っています。特に県内第二の都市を抱える八代圏域のみ208.3人とまだ全国平均から見た許容値の範囲内ですが、他の圏域ではいずれも200人未満であり、特に150人未満である圏域も2つある程、県内の医師分布の著しい偏向があります。

熊本県としての医師不足解消の取り組み

このような危機的な状態に熊本県庁も自ら旗振り役となり、「熊本県ドクターバンク」という医師向けの無料職業紹介機関を公設していて、医療機関の求人と医師の就職の仲介を行っています。

ただし、この機関はあくまでも県自らが運営するもので、求人も公立医療機関に限っている、特に切羽詰まって医師が必要な地域医療に特化した求人が中心である等の特徴があり、個人の診療所や私立の病院の求人までをも網羅しているわけではありあません。そのために、アルバイトで勤務先の医療機関を探したい希望を持つ方には使いにくいものとなっています。

民間の医師求人サイトの有効な活用

そのような状況下で医師のアルバイト求人を探す場合、民間で運営されている「医師のアルバイト支援サービス」のサイトを利用するのが最も効率のよい方法でしょう。このようなサイトには一般には公開されていない非公開求人の情報も掲載されているので、支援サービスに登録して会員になることでこれらの非公開求人も閲覧することが可能となり、アルバイト先の選択の幅が増えます。特に「勤務の曜日や時間で制限がある」とか「特定の技術スキルを維持／向上させたい」という場合には、勤務先に求める条件もシビアになり、その点でも勤務先の選択肢が増えることは探す側にとってもメリット大です。

求人サイトを有効的に利用するなら

では熊本県内でアルバイト求人を探す側から見て、どのようなサイトが有効でしょうか。

1.熊本県内もしくは九州に営業拠点を持っていること：地元のことが十分に解っていなければ、求人は単なる情報の羅列となります。地元の実状を知り、求人を行う側との十分なコミュニケーションが取れてこそ、勤務地を求める医師に有効な情報が与えられます。

2.特定の担当者が付き当人の意向を十分に吸い上げて理解してくれること：勤務時間その他で当方から「どうしてもこれだけは譲れない条件」などがあるはずですが、その意向を十分に理解した上で適切と思われる求人先を紹介してくれるサイトが親切と言えます。逆に「同じ専門科だから」と十分に条件の意向を顧みずに「数撃ちゃ当たる」的な紹介をするサイトは避けた方が良いです。

3.当人に代わって担当者が勤務先候補と条件交渉をしてくれること：これは、自分自身ではなかなか行うことのできない部分でもありますし、求人サイトを利用する中でもとても大きな利点と言えます。例えば「メディウェルの医師バイトドットコム」なら先生の代理人として私たちコンサルタントが求人元との条件交渉を行っていきます。その為、先生方は採用面接等の細かい条件の詰めに余計な手間を掛けることがありません。

ぜひ求人サイトに登録する際はメディウェルの医師バイトドットコムをご利用ください。