産婦人科の求人、多いの?それとも少ないの?

少子化と言われている今、いろいろなところに影響が出ていますよね。

特に気になるのが求人です。子供が少ないのであれば、幼稚園や学校などの施設も減るだろうし、そうなるとそこで働く人たちは仕事を失うことになり兼ねません。

産婦人科の求人も例外ではありません。産婦人科も、結局は妊婦さんがいなければ仕事が減ってしまうのが現実です。実際のところ、産婦人科の現状はどうなのでしょう。
実は意外にも、現在の産婦人科は人手不足が深刻化となっている分野の1つのようです。医師自体ではこの10年間で増加傾向が見られますが、産婦人科医師は減少の一途を辿っているというのです。

また、現在医療機関に勤めている全医師の平均年齢48.1歳に対し、産婦人科医師の平均年齢は51.3歳と高く、ゆくゆくは新米医師よりも引退する医師のほうが多くなってしまうかもしれません。
多くの病院では産婦人科医師の人手不足が問題視されているので、他の分野に比べるとむしろ求人数は多いかと思います。

しかしながら一方で、産婦人科は何かとリスクが多い分野としても知られています。出産はいつ起きるか分からず、24時間体制が基本であり、38時間連続勤務や月20日間も当直が続いたりと、過酷な労働が付き物です。また、訴訟リスクにおいても他の診療科目の約3倍の確率に及んでいるようです。これらがすべてとは言いませんが、産婦人科医師が減っている大きな要因の1つとして考えて良いでしょう。

産婦人科の求人は、医師だけでなく看護師も随時募集されています。
また、求人サイトなどを利用すると、より好条件のところを見つけることができるはずです。

リクスを鑑みたうえで、それでも産婦人科分野で働くことにチャレンジしよう!という気構えがあるならば、本当に必要とされる存在として君臨できるチャンスとなるかもしれませんね。

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