研修医におすすめする本
研修医は一人前の医師として独り立ちするために研修を受ける医師のことです。医学部を卒業し、2年間の研修を受ける初期研修医が一般的に知られていますが、その後も専門的な科目において研修を受ける医師のことを後期研修医といいます。
テレビのドラマでみかけるように研修医は大変忙しいです。研修医は朝早くから病棟の回診やカルテ書き、勉強会や、カンファレンスなどやることが膨大です。これらに加え、当直もしなければなりません。
このような多忙な生活に研修医がうつ状態に陥ったり、バーンアウトしたりすることは珍しくありません。体力的にも精神的にも極限状態まで追い込まれてしまう研修医がいます。このような状態に陥らないためにも、あらかじめ心構えや研修医としての仕事をスムーズにこなすためにも研修医の方におすすめしたい本があります。同じ境遇にある研修医の体験談や心の葛藤などを読むことでも、様々な考え方を教えてくれ、心の支えになることもあります。
例えば、「37歳で医者になった僕~研修医純情物語」です。医師になろうという方は、確固たる理想や信念を持っている場合が多いのですが、実際の医療現場では病院の体制などに疑問を持つこともあります。そんな中でも奮闘している主人公の話は実は、実際に存在する人物の話なのです。
その他、実践編としてステップビヨンドレジデント、研修医当直御法度赤および青本をおすすめ致します。ためになることは勿論、非常に読みやすい文章で書かれており、素晴らしい内容になっていますので、出来るだけ早い時期に読むことをおすすめ致します。
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