カプセル内視鏡
カプセル内視鏡はカプセルの中に小型のカメラを内蔵してある内視鏡です。1980年頃にイスラエルの研究所で開発され、2001年にアメリカのFDAにより許可を受けて、日本には2007年に導入されました。保険の適用もされています。カプセルですのでもちろん口から飲みこみ、胃、小腸、大腸等の観察し撮影をした後は、肛門から出されます。
今までの胃カメラなどでは分からなかった出血箇所などを360度回転可能なカプセルにより、発見でき、胃カメラでは発見できなかった小腸などの出血を検査することがこのカプセル内視鏡で可能となりました。小腸は、個人差はありますが、約7mあり、とても長い臓器の一つです。
そのために、このカプセル内視鏡が開発される前は、観察や検査のできませんでした。これで、他の検査では発見されなかったことが発見できることなり、医療の上では、とても活躍しています。原因不明の出血などは、このカプセル内視鏡により分かることも多くなりました。
病気の早期発見、治療においてはかかせないものとなりつつあります。カプセルを内服してから、肛門から出される時間は個人差もありますが、平均で5時間弱です。長い方でも10時間を超えることはありません。従来の胃カメラなどに比べると患者への負担はほとんどありません。小腸だけでなく、大腸の検査においても威力を発揮しています。
この検査は入院することなく行え、日常生活においても支障はありません。検査費用としては、三割負担の場合で三万円程度ですが、今日本においてこのカプセル内視鏡を導入している病院は限られています。
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