手技小辞典 - ページ3
- 眼内レンズについて
- 白内障は高齢者に多い目の病気です。目の中のレンズが濁って視力が低下し、かすんでみえてしまいます。点眼薬や、内服薬により予防する事は可能ですが、この病気が一度進行してしまうと、手術をする必要があります。...すべて読む
- 腰椎椎間板ヘルニアの治療におけるMED・内視鏡下椎間板摘出術
- 腰椎椎間板ヘルニアの治療は、薬を服用するといった保存治療が多いですが、手術を必要とする場合もあります。 最近は、一刻も早い復帰への希望から、手術を必要とする患者さんは、MED(MicroEndosco...すべて読む
- ジオン注射・ALTA療法
- 痔の治療法としては、切り取ることが原則であった時代がありました。最近ではALTA療法を用いて治療する場合が多く見られます。 ALTA療法とは、痔の治療方法の一つで、大きな特徴としてはまったく痛みを感じ...すべて読む
- ステントグラフト内挿術
- ステントグラフト挿入術は、大動脈瘤を治療するための新しい手術方法です。 ステントグラフトとは、人体に馴染みやすい人工布を筒状にし、これにステントと言われるバネ状の金属を縫い付けた新しい人工血管で、これ...すべて読む
- 温熱療法(ハイパーサーミア)
- 温熱療法(ハイパーサーミア)とは、ガン患者に対して行う治療方法の一つで、熱による治療を行います。そもそも、ガン細胞は熱に非常に弱く、41度を超える温度にすると効果が表れるとされています。 この治療方法...すべて読む
- PSA検査
- 日本では元々事例が少ない前立腺がんは、近年では最も増加しているがんの一つになりました。男性が発症するがんの中で三番目に多いのが前立腺がんとされています。そのため、前立腺がん早期発見につながるPSA検査...すべて読む
- MEL:内視鏡下椎弓切除術
- 腰部脊柱管狭窄症の手術方法として、椎弓切除術、脊椎固定術が以前からありましたが、患者の負担を軽減するために、最近ではMEL(内視鏡下椎弓切除術)を行うことが多くなっています。MELとはMED(椎間板ヘ...すべて読む
- マゴットセラピー(別名:うじ治療)
- 整形外科でマゴットセラピーと言われるうじ治療は、糖尿病などで壊死している足を切断することなくマゴット(うじ)を使って治療をすることです。 うじ療法には3つの法があります。まず、ストッキング法はストッキ...すべて読む
- 化学療法
- 化学療法は全身に散らばった可能性のあるがん細胞を薬で攻撃する療法のことです。抗がん剤などで治療をしていく中でどうしても正常な細胞までも攻撃してしまうため、強い副作用を受けてしまうこともあります。 抗が...すべて読む
- 内科の肝機能検査について
- 一般的に肝臓は「沈黙の臓器」といわれ、少々の異変には気づきにくいものになってしまいます。何か起こってしまったときにはかなり悪化しているときということもよくある話です。 血液検査で数値が上がっていると、...すべて読む
- MIS/最小侵襲手術
- MIS, Minimally Invasive Solutions (最小侵襲手術)は、切開する部分(皮膚のみでなく筋肉も)を最大限小さくして行う手術のことです。 例えば、従来の人口股関節手術の場合は...すべて読む
- カテーテルアブレーション/心筋焼灼術
- 不整脈の治療には、カテーテルアブレーションという治療法を用います。これは、カテーテルという先端が電極になっている直径0.2cmほどの細い管を、足の付け根や首などの太い血管から挿入し、心臓の内側まで進め...すべて読む
- ホルター心電図からわかること
- 病院にいないときに、動機や息切れ、胸痛発作などがおこるという方がおられます。 このように、通常の心電図検査ではとらえられない不整脈などの検査のために、ホルター心電図検査という検査方法があります。この検...すべて読む
- PDT/光線力学的療法の効果
- PDT、フォトダイナッミックセラピーという皮膚科で行われる治療法は、光感受性物質とレーザー光線を組み合わせて行われる皮膚科の治療法のことです。光線力学的治療ともいいます。ニキビやあぶら症などの治療の際...すべて読む
- 眼底検査からわかること
- 眼科では目のいろいろな検査を行います。その中の一つに、眼底検査という物があります。これは、緑内障や網膜薄利などの病気を検査するために行います。 検査には、瞳を大きくする目薬を点眼し眼底の疾患を調べます...すべて読む
- MRI検査(核磁気共鳴画像法)
- 核磁気共鳴画像法とは、略してMRIと呼ばれています。電波と磁石を使うことで体のいろんな方向から内部を画像化して見ることが出来る検査で、CTやX線では写せない場所をみることが出来ます。 MRI検査は、人...すべて読む
- 内視鏡
- 内視鏡とは体の中にカメラの付いた管を入れることで、内臓に異常がないかチェックできるものです。鼻や耳などの穴からは内視鏡を入れて観察ができるのですが、それに加え今日では胃や腸などの内臓も観察できるように...すべて読む
- エコー(別名:超音波検査)
- 血液や診察ではっきりとした原因がわからないときは超音波検査を使って、どこか傷ついていないかなどをチェックすることもできます。また、腹部エコーでは内臓などで起こっている異変をいち早く知ることも可能になっ...すべて読む
- マンモグラフィー(乳房X線撮影装置)
- 今日、乳がんの早期発見のために使用されるのが、マンモグラフィーとエコーです。2種類使用することによって、さらに早期の発見が望めます。 マンモグラフィーとは乳房をX線で撮影するための機械のことです。名前...すべて読む
- 人工透析(血液透析療法)
- 透析という言葉が誕生したのは1854年で、ギリシャ語の分離を意味します。そして1913年には初めての人工透析が誕生しました。 しかしながら、その当時はまだ抗凝固剤に大きな問題がありました。1916年以...すべて読む

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- SLRテスト‐別名:下肢伸展挙上テスト
- SLRテストは、坐骨神経痛か股関節痛かを決断するために行われる方法です。
腰の痛みに関係する病気はとてもたくさんあるため、病気を特定することが困難な場合がある事があります。特に、股関節痛は坐骨神経痛と似た症状を起こす病気として挙げられています。このSLRテストが陽性の結果であれば、坐骨神経痛で陰性の結果であれば股関節痛と判断されています。
このテストの方法は、痛みのある方に上向きに寝て...すべて読む
- 骨折観血的手術について
- 骨折観血的手術は、ギプス固定では治癒が難しい複雑な骨折や重度の骨折、関節周辺を骨折した場合に施す外科手術のことをいいます。
1895年にX線が発見され、骨折部分の状態がわかるようになったことで、これまでの外科的手術を施さない非観血的手術に代わって、20世紀のはじめには骨折観血的手術が報告されています。骨折観血的手術は主にヨーロッパで行われ、その後、移植骨を用いて骨を整復する技術が確立されると...すべて読む
- 坐骨神経痛を調べるラセーグテスト/ラセーグ徴候について
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坐骨神経痛とは、運動や生活の中でのストレスなどが原因だとされており、さまざまな年代で発症します。症状としては仙髄神経の中でもS1、2、3、または腰髄神経のL4、5の神経が圧迫されている状態で、ラセーグテストではその場所に負担をかけ、異常が無いかを検査していきます。
ラセーグテストの方法としてはとても簡...すべて読む
- アレンテスト
- アレンテストは、麻酔時、動脈の穿刺を行う際に、腕の動脈が閉塞していないかを調べるためのテストです。
麻酔をかける際、腕の親指側にある橈骨動脈または小指側にある尺骨動脈に動脈ラインを入れますが、どうしても動脈ラインを入れた動脈の血流は悪くなります。その間、指尖部への一定の血流を保つためには、動脈ラインを入れていない方の動脈が閉塞してないことが絶対条件となります。
もし、橈骨動脈、尺骨動脈...すべて読む
- 神経学的テスト:スパーリングテスト
- スパーリングテストとは神経根障害を調べる神経学的テストです。
頚椎は7つの骨が積み上がってできていますが、その後ろを走る脊髄から枝分かれして上肢にいく神経が椎体と椎体間の椎間板の部分に伸びた末梢神経を神経根といい、この神経根に異常があるかを確認するテストがスパーリングテストというわけです。
スパーリングテストは徒手検査法において、機械を使わない検査法です。脊髄の実質の症状である脊髄症状...すべて読む
- マクマレーテストについて
- マクマレーテストとは、筋骨格系において機能障害をきたしている部位やその症状を、特に専門的な医療器具を使用せずに手で行う検査のひとつで、主に半月板損傷または断裂のチェックを行うものです。
検査方法としては、まずその疑いがある患者を仰向けにさせます。そのままの体勢で膝を最大限に曲げ、足の底と関節を手で持ちます。そのままゆっくりと下腿を外旋、内旋させながら、そのときに生じる痛みなどで診察をします。(補...すべて読む
- ジャクソンテストの方法
- 頚椎捻挫、頚部挫傷、外傷性頚部症候群などという傷病名は、一般的にむち打ちと呼ばれるもので、交通事故の衝撃によって首が大きく前後に動き、その結果として痛みが生じた場合、後遺障害として評価の対象となります。
その神経根障害を調べる神経学的テストがジャクソンテストで、これはスパーリングテストと同様に椎捻挫、頚部挫傷、外傷性頚部症候群などを調べる代表的な検査となります。
ジャクソンテストの検査方法...すべて読む
- ケンプテスト
- ケンプテストとは整形外科学的検査のひとつで、機械や道具を用いずに患者さんの症状から判断し、身体を捻ったり曲げたり、関節を圧迫したりする事で原因を見つける検査方法です。正確な診断のため他の検査と組み合わせ、必要なら画像診断をする事も必要です。
このケンプテストは、椎間板の損傷、椎間板ヘルニア等による神経根の圧迫が椎間板内側部にあるか椎間板外側部にあるかを確認する検査方法です。
原理として旋回...すべて読む
- ブラガードテスト
- ブラガードテストとは、椎間板ヘルニアや坐骨神経痛を調べるための検査の一つです。ブラガードテストをする前に、先に膝関節を伸ばしたまま、股関節を曲げて足を持ち上げる下肢伸展挙上テストという検査をして、痛みが出たところから五度角度を下げます。その状態で足の関節を背屈させることで坐骨神経のさらなる伸展を行った時に、痛みやしびれが増すと陽性と判定されます。
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- 後期研修医の給料
- 近年は少子化、高齢化にともなって、医師不足も深刻な問題となっています。
医師を目指す若者が減っている一方で、熱心に勉強を重ね、医師を目指す若者も少なくありません。医師を志す若者が、仕事の時間ならびに給料についても気になるところです。
医師になるにあたっては、研修があり、その点では、前期研修医と後期研修医に分けられます。大学を卒業して2年間を前期研修医、その後の3年目からを後期研修医と呼びま...すべて読む
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